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三浦綾子の「道ありき」でうつ病から病跡学を考える7
【連想分析1】 表3 受容と共生のイメージ合わせ 医師の診断の疑う場面 意味 1 意味 2 意味…
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三浦綾子の「道ありき」でうつ病から病跡学を考える6
4 データベースからの分析 データベースの作成法について説明する。エクセルのデータについては、列の前半(文法…
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三浦綾子の「道ありき」でうつ病から病跡学を考える5
表1 対処行動の分析 分類 「道ありき」から抽出した場面の病跡状況 対処行動 A 17歳で小学校の教員になった…
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三浦綾子の「道ありき」でうつ病から病跡学を考える4
3 病跡学へのアプローチ 高橋(2000)は、ドイツの社会科学の礎を築いたマックス・ウェーバー(1864-1…
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三浦綾子の「道ありき」でうつ病から病跡学を考える3
気分障害の発病により思考の中にも虚しい気持が常に漂っているため、この作品の執筆脳を「虚無とうつ」にする。アメ…
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三浦綾子の「道ありき」でうつ病から病跡学を考える2
2 「道ありき」のLのストーリー 人生では失うものもあれば得るものもある。例えば、病気になれば気持ちが滅入り…
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三浦綾子の「道ありき」でうつ病から病跡学を考える1
1 先行研究 三浦綾子(1922-1999)が自身の闘病生活を描いた「道ありき」は、24歳から37歳までの実…
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作家が試みるリスク回避について-魯迅、森鴎外、トーマス・マン10
6 まとめ 20世紀前半に中日英独という国地域で活躍した知識人たちがそれぞれに描いた危機感について考察した。…
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作家が試みるリスク回避について-魯迅、森鴎外、トーマス・マン9
ドイツの魂とは国家の魂のみならず個人の魂も指し、精神的に豊かなドイツ人は誇り高く自己を支配する。こうした魂を…
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作家が試みるリスク回避について-魯迅、森鴎外、トーマス・マン8
5 ドイツの危機感 科学革命が周囲で進んでいるときに、そこから文学は何をしたのであろうか。「魔の山」(192…