阿城の「孩子王」で執筆脳を考える8

表3 情報の認知  

  同上   情報の認知1 情報の認知2 情報の認知3
A 表2と同じ。 3      2     1
B 表2と同じ。 2      2     1
C 表2と同じ。 2      1      1
D 表2と同じ。 2      2      1
E 表2と同じ。 2      2      1

A:情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は計画から問題解決へである。   
B:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は計画から問題解決へである。  
C:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は①旧情報、情報の認知3は計画から問題解決へである。  
D:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は①計画から問題解決へである。  
E:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は①計画から問題解決へである。        

結果      
 学歴も低いのに教壇に立ち、作文を通して自身の教育理念を生徒たちに伝える物語。聾啞でも力持ちな父が大好きな子供王福は、先生が黒板に書く教材を写して勉強してきた。真面目でクラスの仲間のためによく働き、先生が使っていた字典を貰えることになった。しかし、記録の道理に負けたといい、字典を受け取らずにこれまで通り写すと主張するため、購読脳の「自身の教育理念と面白さの追及」から執筆脳の「ユーモアとプラス思考」という組を引き出すことができる。    

花村嘉英(2023)「阿城の『孩子王』で執筆脳を考える」より

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