阿部公房の「飢餓同盟」で執筆脳を考える7


表3 情報の認知

A 表2と同じ。 情報の認知1 2、情報の認知2 2、情報の認知3 2
B 表2と同じ。 情報の認知1 2、情報の認知2 2、情報の認知3 2
C 表2と同じ。 情報の認知1 2、情報の認知2 2、情報の認知3 2
D 表2と同じ。 情報の認知1 2、情報の認知2 2、情報の認知3 2
E 表2と同じ。 情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1

A:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
B:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
C:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
D:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
E:情報の認知1は③その他の条件、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は①計画から問題解決へである。    

結果  
  
 阿部公房は、この場面で革命を目指すも権力者に負けるという皮肉や登場人物の諧謔を見せながら、現実が寓話と非現実からなると眼と心で感じているため、購読脳の「アイロニーとユーモア」から「視覚と心的活動」という執筆脳の組を引き出すことができる。 

花村嘉英(2020)「阿部公房の『飢餓同盟』の執筆脳について」より


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