表3 情報の認知
初江が鮑取り競争で勝利する
A 表2と同じ。 情報の認知1 2、情報の認知2 2、情報の認知3 2
B 表2と同じ。 情報の認知1 2、情報の認知2 2、情報の認知3 2
C 表2と同じ。 情報の認知1 2、情報の認知2 2、情報の認知3 1
D 表2と同じ。 情報の認知1 2、情報の認知2 2、情報の認知3 1
E 表2と同じ。 情報の認知1 1、情報の認知2 2、情報の認知3 1
A:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
B:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は②問題未解決から推論へである。
C:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は①計画から問題解決へである。
D:情報の認知1は②グループ化、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は①計画から問題解決へである。
E:情報の認知1は①計画から問題解決へ、情報の認知2は②新情報、情報の認知3は①計画から問題解決へである。
結果
三島由紀夫は、この場面で初江に鮑取り競争で勝利させ、息子の嫁えらびは懸命だというイメージを作っている。歌島の政治がこうして平和に行われることを説明しているため、購読脳の「純潔と平和」から「本歌取りと挑戦」という執筆脳の組を引き出すことができる。
花村嘉英(2020)「三島由紀夫の「潮騒」の執筆脳について」より