魯迅とカオス(阿Q正伝)14


(28)
中文
进城去的只有一个假洋鬼子。赵秀才托假洋鬼子给自己绍介绍介,去进自由党。假洋鬼子回来时,向秀才讨还了四块洋钱。秀才便有一块银桃子挂在大襟上了。赵太爷因此也骤然大阔,见了阿Q,也就很有些不放在眼里了。阿Q正在不平,又时时刻刻感着冷落。
和文
にせ毛唐が町へ行き、趙秀才は彼の紹介で自由党に入った。帰ってくると、にせ毛唐は秀才に立替金として銀貨四円を請求した。秀才は襟に銀の桃をつけるようになった。趙太爺は威張りだし、阿Qに会っても目もくれない。不満のおり、刻々零落を感じた。(五感)
(29)
中文
要革命,第一着仍然要和革命党去结识。他
除却赶紧去和假洋鬼子商量之外,再没有别的道路了。
他一到里面,只见假洋鬼子正站在院子的中央,一身乌黑的大约是洋衣,已经留到一尺多长的辫子都拆开了披在肩背上,赵白眼和三人闲人正在听说活。
和文
革命するには革命党と知り合いになる必要がある。急いでにせ毛唐に相談するしかない。
銭家の中に入ると、にせ毛唐が広場の真ん中に立ち、真黒な洋服を着て、一尺余りの辮髪は肩の上にほどき、趙白眼と三人の閑人が話を聞いている。
(30)
中文
洋先生不谁他革命,他所有的抱负,志向,希望,前程,全被一笔勾销了。他似乎从来没有经验过这样的无聊。
和文
にせ毛唐は阿Qに革命を許してくれない。彼が持っていた抱負、志向、希望、前途は、すべて帳消しになった。これまでにない、やるせない気持ち。

花村嘉英(2015)「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品-魯迅をシナジーで読む」より

シナジーのメタファー2


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