島崎藤村の「千曲川のスケッチ」で執筆脳を考える-自然や文化の観察者の立場から9


  1. 山に住む人々について記述している場面。
  2. この小論では、「千曲川のスケッチ」の執筆脳を「共感と批判」と考えているため、購読脳でも意味3の思考の流れ、研究のありなしに注目する。
  3. 長野の土地柄が学問好きな人々の集まりとなっている。
  4. 意味1  1視覚2聴覚3味覚4嗅覚5触覚、意味2 1喜2怒3哀4楽、意味3研究1あり2なし、意味4振舞い 1直示2隠喩
  5. 人工知脳1 共感1ある2なし、人工知能2 批判1ある2なし

テキスト共生の公式
ステップ1 意味1、2、3、4を合わせて、解析の組「写生と研究」を作る。
ステップ2 学習や観察から「共感と批判」という組を作り、解析の組と合わせる。

A 4楽+2聴覚+1研究あり+1直示という解析の組を、学習や観察からなる共感1あり+批判2なしという組と合わせる。
B  4楽+2聴覚+1研究あり+1直示という解析の組を、学習や観察からなる共感1あり+批判2なしという組と合わせる。
C  4楽+2聴覚+1研究あり+1直示という解析の組を、学習や観察からなる共感1あり+批判2なしという組と合わせる。
D  3哀+2聴覚+1研究あり+2隠喩という解析の組を、学習や観察からなる共感2なし+批判1ありという組と合わせる。
E  4楽+1視覚+1研究あり+2隠喩という解析の組を、学習や観察からなる共感2なし+批判1ありという組と合わせる。

結果 表2については、テキスト共生の公式が適用される。

花村嘉英(2020)「島崎藤村の『千曲川のスケッチ』の執筆脳について-自然や文化の観察者の立場から」より

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