ゴーディマと意欲4


 目標の設定は、適度に難しく、頑張れば達成できるぐらいがよい。自分の部屋で文字にして目視できるようにすると、ドーパミンの補給にもなる。頑張って目標に到達したら、自分であれ家族や仕事仲間であれ褒めてあげると、次の目標に向けてまた頑張ろうという気になる。それが学習能力向上のサイクルとなる。例えば、学習目標設定→ドーパミン分泌→モチベーションUP→勉強する→学習目標達成→ドーパミン分泌→次の目標のためにモチベーションUP→学習目標設定。(ほすぴ157号)
 「ブルジョア世界の終わりに」の中で見ると、マックスの死が重要な問題になる。マックスは大学をやめて仕事についた。しかし、長続きせず、大学時代に共産党の細胞メンバーだったため、COD(民主主義者会議)に入りアフリカ人の政治運動と直接協力しながら活動した。その後、ンマガンドラというアフリカ社会主義運動のグループの師匠格となり、民衆(黒人のこと)に近づいていく。アフリカ社会主義方法論の原稿は押収されることはなかった。離婚後、私の前から姿を消してはまた現れ、白人の革命グループと地下で付き合いがあるという噂も聞かされたが、マックスは、まんまと死ぬことに成功した。

花村嘉英(2018)「『ブルジョワ世界の終わりに』から見たゴーディマの意欲について-脳の前頭葉の活動を中心に」より

シナジーのメタファー3


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