Anfangen、beginnen、aufhörenにおける様相因子の動きから生まれる文の曖昧性-モンタギュー文法による形式意味論からの考察20


 一方、2つの動詞群は、持続的な行為及びプロセスを表し、その際、主語には時間的な広がりがあり、その内包は、変化しないとされている。

(23)Der Bürgermeister kehrte zurück.

 (23)は、“Der Bürgermeister ist weggegangen.”という文を含意するためである。ILの表記では、∀x(x∈v→Konstant(x))となる。そして基本表現のうち主語内包動詞は、次の通りである。
 
V altern、einschlafen、arbeiten、zurückkehren
TrVn erkennen、verwöhnen、stören、beobachten、einschüchtern、begeistern
TrVsatz begreifen、verdrängen、wissen、glauben、wünschen
TrVv lernen、versuchen

花村嘉英(2020)「Anfangen、beginnen、aufhörenにおける様相因子の動きから生まれる文の曖昧性-モンタギュー文法による形式意味論からの考察」より

シナジーのメタファー1


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